こんにちは!Luxury Yado運営者のKです。毎日のお仕事や家事、本当にお疲れ様です。
窓の外に箱根の山並み。部屋の露天風呂に肩まで浸かって、夕食までの時間をのんびり過ごす。一度は泊まってみたい過ごし方ですよね!
ただ、いざ宿を決めようとすると手が止まります。強羅と仙石原と湯本は何が違うのか。全室露天付きと書いてあっても、そのお湯は本当に温泉なのか。
この記事では箱根の高級旅館を客室の湯とエリアで仕分けて、8軒にしぼりました。決め手は温泉地の名前ではなく、宿が客室の湯をどう書いているかです。ぜひ旅の参考にしてください。
- 箱根の客室露天の湯が3種類に分かれる理由
- 強羅・仙石原・湯本など5つのエリアの違い
- 入湯税まで入れた総額と、子連れで泊まれる宿
- 客室の湯が温泉と書かれた箱根の高級旅館8選
\客室で白いにごり湯に入れる宿/
箱根の高級旅館を源泉とエリアで選ぶ前に

箱根は温泉地が17もあり、同じ「箱根温泉」でも湯の色も出どころも違います。宿を比べる前に客室の湯の見分け方とエリアの違いを押さえておくと、候補が一気にしぼれますよ。
客室露天は温泉?箱根は表記が3つに分かれる
箱根の露天風呂付き客室は、宿の説明を読み比べると湯の出どころが3つに分かれます。
- 地中から湧いた温泉(宿の自家源泉や、近くの源泉から引いた湯)
- 大涌谷でつくる温泉(蒸気に水を混ぜてつくる、白いにごり湯)
- 温泉ではない湯(水道水や井戸水を沸かした湯)

気をつけたいのが3つ目です。「全室露天風呂付き」とうたう宿でも、客室の湯は温泉ではないと書いている宿が私が調べた中だけで5軒ありました。どの宿もページの小さな注意書きで明記しています。
| 宿 | 書かれている文言 | 載っている場所 |
|---|---|---|
| 季の湯 雪月花 | 「※客室露天風呂は温泉ではございません」。各客室に「※わかし湯」 | 公式サイトの客室ページ |
| 月の宿 紗ら | 「※客室の露天風呂は温泉ではございません」 | 公式サイトの客室ページ |
| 和心亭 豊月 | 半露天風呂は温泉を使わず、井戸水「磐境の水」をあえて使う | 公式サイトの客室ページ |
| はなをり | 「※露天風呂は温泉ではありません」 | 楽天トラベルの部屋の説明 |
| 天翠茶寮(本館の一部) | 「※お部屋のお風呂は温泉ではございません」。離れは温泉露天風呂 | 楽天トラベルの部屋の説明 |
| 宿 | 書かれている文言 | 載っている場所 |
|---|---|---|
| 季の湯 雪月花 | 「※客室露天風呂は温泉ではございません」。各客室に「※わかし湯」 | 公式サイトの客室ページ |
| 月の宿 紗ら | 「※客室の露天風呂は温泉ではございません」 | 公式サイトの客室ページ |
| 和心亭 豊月 | 半露天風呂は温泉を使わず、井戸水「磐境の水」をあえて使う | 公式サイトの客室ページ |
| はなをり | 「※露天風呂は温泉ではありません」 | 楽天トラベルの部屋の説明 |
| 天翠茶寮(本館の一部) | 「※お部屋のお風呂は温泉ではございません」。離れは温泉露天風呂 | 楽天トラベルの部屋の説明 |
どの宿も大浴場は温泉です。豊月のように「肌にやさしい井戸水をあえて使う」と理由まで書く宿もあり、温泉ではないこと自体が悪いわけではありません。客室で温泉に入りたいなら、予約の前に気づけるかどうかが分かれ目なんですよね。
表記の読み方にもコツがあります。「源泉かけ流し」と「加水・加温」は両立します。熱すぎる源泉を水で冷ましても、かけ流しのままだからです。
仙石原の仙郷楼は「冷却加水かけ流し」、奥湯本のはつはなは「地下水による加水」と書いています。
予約ページで確かめる3つ
- 客室のお風呂に泉質名が書かれているか
- 「温泉ではありません」「わかし湯」の注意書きがないか
- 部屋タイプごとに湯が違わないか(本館と離れなど)
全国の客室露天の宿選びは、露天風呂付き客室が人気の高級旅館と選び方でもまとめています。
強羅と仙石原の白いにごり湯は大涌谷でつくる

箱根で白いにごり湯といえば、強羅と仙石原です。この湯の多くは地中から湧いたものではありません。大涌谷の蒸気を井戸から取り出し、水と混ぜてつくる「造成温泉」なんです。
つくった湯は1930年に設立された箱根温泉供給という会社が、強羅や仙石原などの約400軒に配っています。
それでも箱根町全体の湯量に占める割合は約9%と報じられています。強羅方面の湯はpH2.1の酸性です。
知っておきたいのは、この湯は止まったことがあるという点です。
| 時期 | 原因 | 影響 |
|---|---|---|
| 2015年 | 大涌谷の噴火警戒レベルが3に上がり、設備の手入れができなくなった | 湯を配っていた宿の一部で、湯が止まった |
| 2019年10月 | 台風19号で大涌谷・早雲山の設備と配管が被災 | 宿泊施設265軒のうち99軒で温泉が止まった |
| 時期 | 原因 | 影響 |
|---|---|---|
| 2015年 | 大涌谷の噴火警戒レベルが3に上がり、設備の手入れができなくなった | 湯を配っていた宿の一部で、湯が止まった |
| 2019年10月 | 台風19号で大涌谷・早雲山の設備と配管が被災 | 宿泊施設265軒のうち99軒で温泉が止まった |
大涌谷の噴火警戒レベルは2026年6月時点で1です。ふだんは心配しすぎる必要はありません。ただ白いにごり湯を目当てに予約するなら、湯が止まったときの案内を予約時に確かめておくと安心です。
白いにごり湯で選ぶときは
- 湯が止まったときの案内を予約時に確かめる
- 客室の湯か大浴場の湯かを分けて見る
もうひとつ、白いにごり湯が「客室で」入れる宿は意外と少ないです。今回の8軒では、仙石原のきたの風茶寮だけでした。強羅のふふ 箱根は大浴場が大涌谷の白い湯で、客室は透明な強羅温泉です。

箱根の5つのエリアは湯の色と行き方で選ぶ

箱根の高級旅館は5つのエリアに分けると選びやすくなります。エリアで決まるのは、湯の色の傾向と駅からの行き方です。
| エリア | 湯の色の傾向 | 行き方の目安 | 8選の宿 |
|---|---|---|---|
| 湯本・塔ノ沢 | 透明 | 新宿からロマンスカーで箱根湯本まで最速73分 | 金乃竹 塔ノ澤・はつはな |
| 宮ノ下・小涌谷・二ノ平 | 透明〜黄金色 | 箱根湯本から登山電車 | 箱根吟遊・翠松園・白檀 |
| 強羅 | 白濁と透明が混在 | 箱根湯本から登山電車で約40分 | 強羅花壇・ふふ 箱根 |
| 仙石原 | 白濁が中心 | 箱根湯本からバスで約35分 | きたの風茶寮 |
| 芦ノ湖 | 温泉が少ない | 箱根湯本からバス | なし |
| エリア | 湯の色の傾向 | 8選の宿 |
|---|---|---|
| 湯本・塔ノ沢 | 透明 | 金乃竹 塔ノ澤・はつはな |
| 宮ノ下・小涌谷・二ノ平 | 透明〜黄金色 | 箱根吟遊・翠松園・白檀 |
| 強羅 | 白濁と透明が混在 | 強羅花壇・ふふ 箱根 |
| 仙石原 | 白濁が中心 | きたの風茶寮 |
| 芦ノ湖 | 温泉が少ない | なし |
宮ノ下・小涌谷・二ノ平は、宿がそれぞれ源泉を持つ地域です。塩化物泉が多く、白檀のように黄金色の湯が湧く宿もあります。名前に「強羅」と付いていても、住所は二ノ平という宿がある点も覚えておくと迷いません。

車がなくても行きやすいのは湯本と強羅です。どちらも電車の駅から近く、送迎のある宿も多いです。仙石原は電車が通っていないため、バスか宿の送迎かタクシーで向かいます。
エリアを決めるときの目安
- 電車で行きたいなら湯本・強羅
- 白いにごり湯なら強羅・仙石原
- 自家源泉の塩化物泉なら宮ノ下・小涌谷・二ノ平
大涌谷を通るロープウェイは冬に運休する期間があります。2026年12月7日〜24日は大涌谷〜早雲山が止まります。2027年1月12日〜2月26日は桃源台〜大涌谷が止まり、代行バスが出る予定です。
冬に仙石原や芦ノ湖へ回るなら、運行は箱根ナビなどで最新をご確認ください。
芦ノ湖に温泉の客室露天が少ないのはなぜ?
富士山と湖を一緒に眺められる芦ノ湖は、箱根でいちばん景色が自慢のエリアです。ただ温泉の客室露天を探すと、選べる宿がぐっと減ります。もともと湯が少ない土地だからです。
芦ノ湖の湯が少ない理由
- 芦ノ湖温泉は、1966年に湯ノ花沢温泉から湯を引いて始まった
- 湖畔の蛸川温泉は1987年に湧いた新しい温泉で、湯量は毎分128リットル
湖畔の老舗、龍宮殿には客室露天がありません。湖を望む「はなをり」と「豊月」は、先ほどの表のとおり客室の湯が温泉ではないと書いています。
湖の眺めがいちばんなら、客室の湯は温泉でなくてもよいと割り切るのがおすすめです。客室で温泉に浸かりたいなら、強羅や仙石原や宮ノ下の宿から選ぶと見つけやすいですよ。
料金の目安と入湯税まで入れた総額は?
箱根の高級旅館は1人1泊2食で5万円台からが中心です。今回の8軒を楽天トラベルと一休で見た料金の例で分けると、次のようになりました。
| 1人あたりの目安 | 宿 |
|---|---|
| 5万円台 | 白檀、翠松園 |
| 6万円台 | きたの風茶寮、強羅花壇 |
| 10万円前後 | 金乃竹 塔ノ澤・はつはな |
| 12万円台〜 | ふふ 箱根 |

料金は2026年10月17日に見た、2名1室・平日の一例です。時期やプラン、部屋で大きく変わります。強羅花壇は一休の日付を決めない表示で、2名1室12万円台からでした。
2〜3万円台で全室露天付きの宿も箱根にはあります。ただ今回調べた季の湯 雪月花や紗らのように、客室の湯が温泉ではない宿が目立ちました。料金だけで比べず、湯の表記も一緒に見ておきたいところです。
総額には宿泊料のほかに入湯税がかかります。箱根町の入湯税は、宿泊1人1泊150円です。12歳未満は免除されます。
総額の計算例
- 大人2名で1人55,000円のプランの場合:55,000円×2名+入湯税150円×2名=110,300円
さらに箱根町は、1人1泊350円の宿泊税を2028年4月から始める方針を示しています。小学生以下は免除の予定ですが、条例はこれからです。始まれば、入湯税と合わせて1人1泊500円になる見込みです。
予約サイトでは、料金が「1名あたり」で出る場合と「1室あたり」で出る場合があります。2名で泊まるなら、比べる前に表示の単位をそろえておきましょう。
GWの箱根の旅館がどの夜に安いかは、GWの高級旅館・ホテルの料金を夜ごとに比べた記事が参考になります。
最新の料金と税は予約ページと箱根町の案内でご確認ください。
子連れで泊まれる宿と大人だけの宿
箱根の高級旅館は、子どもの年齢に制限を設ける宿が少なくありません。静かな時間を大切にしたい大人向けの宿ほど、線引きがはっきりしています。
| 受け入れ | 宿 |
|---|---|
| 中学生以上のみ | 雪月花別邸 翠雲 |
| 13歳未満は不可 | 箱根風雅 |
| 12歳未満は不可 | 金乃竹 塔ノ澤 |
| 子どもは不可 | きたの風茶寮 |
| 未就学児は不可 | 月の宿 紗ら |
| 子連れ可 | はつはな・翠松園・白檀・箱根吟遊・ふふ 箱根・強羅花壇(条件あり) |
子連れ可の宿でも条件は宿ごとに違います。翠松園は12歳以下に施設利用料1,650円がかかり、はつはなは添い寝の子に施設使用料5,000円が必要です。

強羅花壇は一休で、4歳未満の食事付きの予約はできず、離れ「泉心」は子ども不可と書かれています。
強羅花壇は4〜12歳が子ども料金で記念写真も無料なので、小学生の卒業旅行の宿としては家族の卒業旅行に向く高級宿7選でも紹介しています。
子連れで予約する前に
- 年齢の条件と施設利用料を確かめる
- 客室の湯をぬるくできるか確かめる
赤ちゃん連れなら、客室の湯の温度も確かめたいところです。はつはなは、赤ちゃんと入るときは客室露天に水を足してぬるくするよう案内しています。
年齢の条件は変わることがあるため、予約前に宿へ確認しておくと安心です。
妊娠中の旅行なら、マタニティプランのある箱根の宿を関東・箱根のマタニティプランの宿で比べています。
箱根の高級旅館おすすめ8選と予約前の確認

ここからは、客室のお風呂が温泉だと宿や予約サイトが書いている8軒を紹介します。並びは湯本側から山の上へ。行き方の順番でもあるので、旅の計画にもそのまま使えますよ。
客室のお風呂が温泉と書かれた8軒
各宿の表には、客室の湯の表記と子どもの受け入れをまとめました。料金は2026年10月17日に見た一例で、時期やプランで変わります。最新の条件は公式サイトや予約ページでご確認ください。
金乃竹 塔ノ澤(塔ノ沢)|竹林の谷に建つ、大人だけの全室露天の宿

| 所在地 | 神奈川県足柄下郡箱根町塔之澤191(箱根湯本駅から車で約5分) |
|---|---|
| 客室の湯の表記 | 全室露天風呂付き。一休では「温泉あり・かけ流しあり・源泉100%(加温)」 |
| 泉質 | アルカリ性単純温泉 |
| 料金の目安 | 1人99,000円(楽天トラベル・2名1室・2食付きの一例) |
| 子ども | 12歳未満は宿泊不可 |
金乃竹 塔ノ澤は、箱根湯本駅から車で5分ほどの塔ノ沢にある全室露天風呂付きの宿です。早川沿いの谷あいにあり、宿へは吊り橋を渡って入ります。駅に近いのに、着いた瞬間から山の中にいる感覚なんですよね。
客室の露天風呂は、宿の自家源泉から引いた湯をかけ流しで使っています。一休の表記は「源泉100%」で、温度を整えるための加温だけ。湯本エリアらしい、透明でやわらかなアルカリ性単純温泉です。


竹林を眺めながら、自分たちだけの源泉かけ流し。到着した日の夕方がいちばん贅沢な時間になりそうです!
12歳未満の子どもは泊まれず、大人だけの静かな時間を守る宿です。料金は8軒の中では高めで、楽天で見た例は1人99,000円でした。10月中旬の時点で11月は満室だったので、紅葉の時期は早めの予約が安心です。
こんな方におすすめ
- 駅から近い宿で、客室の源泉かけ流しに入りたい方
- 子どもの声を気にせず、大人2人で過ごしたい方
金乃竹 塔ノ澤の大人だけの日程が取れるか、一休で空室を見てみる
\駅から5分、竹林の源泉宿/
はつはな(奥湯本)|赤ちゃん連れでも泊まれる、全35室が温泉露天の宿


| 所在地 | 神奈川県足柄下郡箱根町須雲川20-1(箱根湯本駅からバスで約10分・送迎あり) |
|---|---|
| 客室の湯の表記 | 全35室に温泉露天風呂。公式は源泉を地下水で加水し、循環で保温と説明 |
| 泉質 | アルカリ性単純温泉 |
| 料金の目安 | 1人103,960円(楽天トラベル・2名1室・2食付きの一例) |
| 子ども | 子連れ可(添い寝の子は施設使用料5,000円) |
はつはなは湯本の奥を流れる須雲川沿いの宿です。2022年9月にリニューアルし、47室から35室に減らして全室に温泉の露天風呂を付けました。
湯の説明がていねいなのも、この宿の良いところ。源泉が熱いため地下水で加水し、循環で湯温を保っていると公式に書いています。よくある質問では、客室露天は温泉で熱ければ自分で水を足してよいと案内しています。





熱いお湯をどう入りやすくしているかまで書いてあると、家族で泊まるときに安心できますね◎
大人向けの宿が多い箱根で、子連れで泊まれる高級旅館は貴重です。赤ちゃんと入るときは、客室露天に水を足してぬるくするよう案内があります。館内は完全キャッシュレスで、現金での精算はできない点も覚えておきましょう。
こんな方におすすめ
- 子どもや赤ちゃんと一緒に、客室の温泉に入りたい方
- 湯本に近く、送迎のある宿を選びたい方
\家族で入れる客室の温泉露天/
箱根吟遊(宮ノ下)|渓谷を見下ろすテラスで湯と部屋食を楽しむ宿


| 所在地 | 神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下100-1(宮ノ下駅から徒歩圏) |
|---|---|
| 客室の湯の表記 | 全20室のテラスに露天風呂。一休では「温泉あり(加温・加水)」 |
| 泉質 | ナトリウム-塩化物泉(弱アルカリ性) |
| 料金の目安 | 楽天トラベル・一休とも、日付を決めない検索では空室が出ていない |
| 子ども | 子連れ可(添い寝は0歳〜未就学) |
箱根吟遊は、宮ノ下駅から歩いて行ける宿です。標高約420mの渓谷に沿って建ち、玄関とロビーは最上階にあります。全20室のオープンテラスに専用の露天風呂があり、目の前に箱根の山と眼下に早川の渓谷が広がります。
湯は宮ノ下らしい、塩けのあるナトリウム-塩化物泉です。体が温まりやすい泉質と言われ、口コミでも客室露天と大浴場の湯の評価が高いんですよね。食事は部屋食で、寝室を通らずに配膳できるダイニングが客室にあります。





テラスの露天から渓谷を眺めて、部屋で夕食。移動のない一晩って、こんなに贅沢なんですね!
人気が高く、予約サイトに空室が出にくい宿です。今回の確認でも楽天トラベルと一休で日付を決めずに探すと、プランが表示されませんでした。
泊まりたい日が決まっているなら、こまめに空室を確かめるか宿へ直接問い合わせるのが近道です。
年末年始に泊まる場合の売り出し時期と空き方は、年末年始に泊まれる関東の温泉宿で箱根吟遊も含めてまとめています。
こんな方におすすめ
- 渓谷の眺めと客室露天を、部屋食とあわせて楽しみたい方
- 電車の駅から歩いて行ける宿を探している方
\渓谷を見下ろすテラスの露天/
箱根・翠松園(小涌谷)|三井家の別荘を受け継ぐ、全23室スイートの宿


| 所在地 | 神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷519-9(小涌谷駅から送迎あり) |
|---|---|
| 客室の湯の表記 | 全23室に露天風呂。一休では「温泉あり・かけ流しあり」 |
| 泉質 | 単純温泉(弱アルカリ性) |
| 料金の目安 | 1人57,750円(楽天トラベル・2名1室・2食付きの一例) |
| 子ども | 子連れ可(12歳以下は施設利用料1,650円) |
翠松園は三井家の別荘だった土地に建つ宿です。大正14年に建てられた別荘の建物が残り、いまはレストラン「紅葉」として使われています。国の登録有形文化財で、食事の時間そのものが箱根の歴史にふれるひとときになりそうです。
客室は全23室がスイートで、すべてに温泉の露天風呂が付きます。じゃらんでは「源泉掛け流し自家温泉の露天風呂」と紹介され、一休でも客室露天はかけ流しとされています。湯は透明な弱アルカリ性の単純温泉です。





文化財の洋館で夕食、部屋に戻ったらかけ流しの露天。記念日の一泊にぴったりですね!
全室スイートなのに、1人5万円台から探せるのが魅力です。8軒の中では白檀と並んで、手が届きやすい価格帯でした。子連れも泊まれますが、12歳以下は施設利用料がかかる点に注意してください。
こんな方におすすめ
- 全室スイートの宿で、かけ流しの客室露天に入りたい方
- 歴史ある建物での食事を、記念日に楽しみたい方
\文化財で食事する全室スイート/
箱根強羅 白檀(二ノ平)|地下480mの自家源泉を、循環させずに注ぐ宿


| 所在地 | 神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297-5(小涌谷駅から送迎あり) |
|---|---|
| 客室の湯の表記 | 全16室に露天風呂。公式は「循環などのまったくない源泉掛け流しのみ」 |
| 泉質 | ナトリウム-塩化物泉(pH8.0) |
| 料金の目安 | 1人55,000円(楽天トラベル・2名1室・2食付きの一例) |
| 子ども | 子連れ可(添い寝は0〜3歳) |
白檀は名前に「強羅」と付きますが、住所は二ノ平です。敷地内に源泉塔があり、地下480mから湧く湯を使っています。公式の説明では湯温は88.9℃で、湧く量は毎分55リットルです。
いちばんの特徴は、客室の露天風呂も含めて「循環などのまったくない源泉掛け流しのみ」と書いていること。
湯は黄金色をしていて、一休でも客室露天は「にごり湯あり・源泉100%」とされています。白い湯とはまた違う、色のある湯に客室で入れる宿です。





黄金色の湯が客室の露天にそのまま注がれるなんて、源泉を持つ宿ならではですね◎
全16室とこぢんまりしていて、料金は1人5万円台から見つかりました。客室露天には補助の手すりがあると一休に書かれています。小さな子は0〜3歳まで添い寝で泊まれます。
こんな方におすすめ
- 循環させない自家源泉のかけ流しを、客室で楽しみたい方
- 5万円台から、色のある湯の宿を探している方
\黄金色の湯を客室で/
強羅花壇(強羅)|閑院宮家の別邸に始まる、箱根を代表する名旅館
| 所在地 | 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300(強羅駅から送迎で約5分) |
|---|---|
| 客室の湯の表記 | 一休では客室露天風呂「温泉あり・源泉100%」。公式の客室ページは湯の種類の記載なし |
| 泉質 | 弱アルカリ性単純温泉(自家源泉を3本所有) |
| 料金の目安 | 2名1室12万円台から(一休・日付を決めない表示) |
| 子ども | 子連れ可。一休では4歳未満の食事付き予約は不可、離れ「泉心」は子ども不可 |
強羅花壇は閑院宮家の避暑の別邸を背景に、1948年に創業した宿です。長い柱廊がこの宿の象徴で、口コミにも長い廊下を初めて見て感動したという声がありました。離れや別邸まで、客室の種類が多いのも特徴です。
湯は宿が持つ3本の源泉から。うち2本は庭園の中から湧いていて、泉質は弱アルカリ性単純温泉です。強羅でも白い湯ではなく、自家源泉の湯なんですよね。
客室露天について一休は「源泉100%」としていますが、公式の客室ページは湯の種類を書いていません。部屋ごとに確認すると確実です。



庭から湧く湯に入って、お部屋で懐石。一度は泊まってみたい、と言われる理由が分かります!
食事は原則として部屋出しか、個室の食事処です。じゃらんには載っておらず、楽天トラベルにあるのもBooking.com経由の在庫だけなので、予約サイトでは一休が窓口になります。料金は部屋で大きく変わるため、まずは一休で泊まりたい日の空室を見てみてください。
こんな方におすすめ
- 箱根を代表する老舗で、自家源泉の湯と懐石を味わいたい方
- 部屋食か個室で、ゆっくり食事をしたい方
23タイプある部屋のどれを選ぶか、3種類のお湯の違い、強羅花扇との違いは強羅花壇の部屋はどれがいい?23タイプの風呂と料金で詳しくまとめました。
\庭から湧く自家源泉の名宿/
ふふ 箱根(強羅)|部屋は強羅温泉、大浴場は白いにごり湯の全室スイート


| 所在地 | 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320-807(強羅駅から送迎あり) |
|---|---|
| 客室の湯の表記 | 全39室に温泉の客室風呂(窓を開け放てる造り)。客室は強羅温泉、大浴場は大涌谷温泉 |
| 泉質 | 客室と大浴場で異なる2つの泉質 |
| 料金の目安 | 1人124,850円(楽天トラベル・2名1室・2食付きの一例) |
| 子ども | 子連れ可 |
ふふ 箱根は2022年に強羅で開業した「山のリゾート」です。全39室がスイートで、すべての部屋に温泉の風呂があります。窓を大きく開け放つ造りで、外の空気を感じながら湯に浸かれます。
この宿は客室と大浴場で湯が違います。客室は塩化物を多く含む透明な強羅温泉、大浴場は大涌谷から引いた白いにごり湯です。一休でも客室の湯は「にごり湯なし」、大浴場は「にごり湯あり」と分けて書かれています。





部屋では透明な湯、大浴場では白い湯。一泊で2つの箱根の湯を味わえるのは嬉しいですね!
料金は8軒の中でいちばん高く、1人12万円台からでした。食事は個室か半個室のレストランです。ふふは全国にあり、施設ごとの違いは「ふふ」の全10施設の温泉と料金を比べた記事で詳しく整理しています。
こんな方におすすめ
- 全室スイートのリゾートで、部屋の温泉を楽しみたい方
- 透明な湯と白いにごり湯を、一泊で両方味わいたい方
\2つの湯を楽しむ山のリゾート/
きたの風茶寮(仙石原)|大涌谷の白い湯を、全10室の客室でかけ流す宿


| 所在地 | 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原934-29(箱根湯本駅からバスで約35分の仙石原エリア) |
|---|---|
| 客室の湯の表記 | 全10室に露天または展望風呂。一休では「温泉あり・かけ流しあり・にごり湯あり(加温・加水)」 |
| 泉質 | 酸性-カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・塩化物泉 |
| 料金の目安 | 露天風呂付き1人60,800円、展望風呂付き1人54,150円(楽天トラベル・2名1室・2食付きの一例) |
| 子ども | 子どもの宿泊は不可 |
きたの風茶寮は仙石原にある全10室の小さな宿です。大涌谷から引いた白いにごり湯を、すべての客室にかけ流しています。今回の8軒で、客室で白い湯に入れるのはこの宿だけでした。
泉質は、酸性の硫酸塩・塩化物泉。源泉の温度によって、加温や加水で湯温を整えると一休に書かれています。部屋の風呂は露天風呂付きと展望風呂付きの2種類です。露天にこだわるなら、予約のときに部屋タイプをよく見ておきましょう。





自分たちの部屋で、白いにごり湯にゆっくり浸かれる。仙石原まで行く価値がありますね◎
子どもは泊まれない、大人のための宿です。食事は個室の食事処でとります。白い湯は大涌谷でつくる造成温泉です。湯が止まったときの案内も、予約時に確かめておくと安心です。
こんな方におすすめ
- 客室で、箱根らしい白いにごり湯に入りたい方
- 全10室の静かな宿で、大人だけで過ごしたい方
\客室で白いにごり湯/
今回は入れなかった宿についても理由を書いておきます。季の湯 雪月花と月の宿 紗らは、全室露天付きですが客室の湯が温泉ではないと明記しています。
界 仙石原は白いにごり湯の全室露天ですが、予約サイトはじゃらんだけでした。佳ら久は、2027年1月12日のチェックアウト後から21日まで全館休館です。強羅花扇 円かの杜は、予約サイトによって湯の表記が食い違っていました。
8軒の源泉・料金・年齢制限を一覧で比べる
8軒を客室の湯と湯の色、料金と子どもの受け入れで並べました。料金は2026年10月17日に見た一例です。
| 宿名 | エリア | 客室の湯 | 湯の色 | 料金の目安(1人) | 子ども |
|---|---|---|---|---|---|
| 金乃竹 塔ノ澤 | 塔ノ沢 | 自家源泉のかけ流し | 透明 | 99,000円 | 12歳未満不可 |
| はつはな | 奥湯本 | 温泉(加水・循環保温) | 透明 | 103,960円 | 可 |
| 箱根吟遊 | 宮ノ下 | 温泉(加温・加水) | 透明 | 空室が出にくい | 可 |
| 箱根・翠松園 | 小涌谷 | 温泉のかけ流し | 透明 | 57,750円 | 可 |
| 箱根強羅 白檀 | 二ノ平 | 自家源泉のかけ流し | 黄金色 | 55,000円 | 可 |
| 強羅花壇 | 強羅 | 自家源泉(源泉100%) | 透明 | 2名12万円台〜 | 可(条件あり) |
| ふふ 箱根 | 強羅 | 強羅温泉 | 透明 | 124,850円 | 可 |
| きたの風茶寮 | 仙石原 | 大涌谷の湯のかけ流し | 白濁 | 60,800円 | 不可 |
| 宿名 | 客室の湯 | 料金の目安(1人) |
|---|---|---|
| 金乃竹 塔ノ澤 | 自家源泉のかけ流し | 99,000円 |
| はつはな | 温泉(加水・循環保温) | 103,960円 |
| 箱根吟遊 | 温泉(加温・加水) | 空室が出にくい |
| 箱根・翠松園 | 温泉のかけ流し | 57,750円 |
| 箱根強羅 白檀 | 自家源泉のかけ流し | 55,000円 |
| 強羅花壇 | 自家源泉(源泉100%) | 2名12万円台〜 |
| ふふ 箱根 | 強羅温泉 | 124,850円 |
| きたの風茶寮 | 大涌谷の湯のかけ流し | 60,800円 |
料金は強羅花壇だけ一休の2名1室の表示で、それ以外は楽天トラベルの2名1室・2食付きの1人あたりです。最新の料金は各予約ページでご確認ください。
2025〜2026年に開業・再開した箱根の宿
箱根はここ数年で、新しい宿の開業や再開が続いています。他の紹介記事では古い情報のままのことも多いので、最新の動きをまとめました。
| 宿 | 時期 | 特徴 |
|---|---|---|
| 界 箱根 | 2025年8月に再開 | 湯本の宿。露天風呂付きの客室はごく一部 |
| KÚON 箱根強羅 | 2025年11月8日に開業 | 全14室。大涌谷温泉(加水・加温) |
| WAKAN箱根強羅 by ラフォーレ | 2026年11月10日に開業予定 | 全34室 |
| HOTEL THE MITSUI HAKONE | 2026年12月15日に開業予定 | 小涌谷・全126室。全室に敷地内の天然温泉の風呂 |
| 箱根ハイランドホテル | 2027年秋に再開予定 | 2025年5月に営業を終了 |
| 宿 | 時期 | 特徴 |
|---|---|---|
| 界 箱根 | 2025年8月に再開 | 湯本の宿。露天風呂付きの客室はごく一部 |
| KÚON 箱根強羅 | 2025年11月8日に開業 | 全14室。大涌谷温泉(加水・加温) |
| WAKAN箱根強羅 by ラフォーレ | 2026年11月10日に開業予定 | 全34室 |
| HOTEL THE MITSUI HAKONE | 2026年12月15日に開業予定 | 小涌谷・全126室。全室に敷地内の天然温泉の風呂 |
| 箱根ハイランドホテル | 2027年秋に再開予定 | 2025年5月に営業を終了 |
新しい宿を選ぶときは
- 口コミがたまるまで待つのもひとつの考え方
- 開業記念のプランが出ていないか見る
開業したばかりの宿はまだ口コミがほとんどありません。初めての一泊で失敗したくないなら、口コミがたまってから選ぶのもひとつの考え方です。新しさを楽しみたい方は、開業記念のプランが出ていないかも見てみてください。
箱根の高級旅館でよくある質問
- 強羅と仙石原は、どっちがいい?
-
電車で行きたいなら強羅、白いにごり湯と静けさを優先するなら仙石原です。強羅は登山電車の終点で、駅から近い宿が多くあります。仙石原は電車がなく、バスか送迎で向かいます。
- 車なしでも箱根の高級旅館に行ける?
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行けます。湯本・塔ノ沢と宮ノ下、強羅の宿は駅から歩けるか送迎があります。今回の8軒では、はつはな・箱根吟遊・翠松園・白檀・強羅花壇・ふふ 箱根が送迎があるか駅から歩ける宿です。
- 白いにごり湯が止まったらどうなる?
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白い湯の多くは大涌谷でつくる造成温泉で、2015年と2019年に止まったことがあります。対応は宿によって違うため、気になる方は予約時に宿へ確認しておくと安心です。
- 芸能人がお忍びで使う箱根の宿は?
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人目を避けやすい宿の条件は、離れや部屋食や専用の入り口などです。詳しくは芸能人がお忍びで箱根の高級旅館を選ぶ理由で紹介しています。
- 湯河原は箱根に入る?
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入りません。湯河原は湯河原町で、箱根は箱根町。別の温泉地です。箱根の宿の紹介に湯河原の宿が混ざっていることがあるので、住所を確かめておきましょう。
箱根の高級旅館を選ぶポイントのまとめ
箱根の高級旅館は温泉地の名前より、宿が客室の湯をどう書いているかで選ぶと失敗しません。最後に選ぶときのポイントを3つにまとめます。
- 客室の湯の表記を見る(温泉か、わかし湯か)
- エリアで湯の色と行き方が決まる(白い湯は強羅・仙石原、駅近は湯本・強羅)
- 総額は入湯税まで入れて計算する(1人1泊150円、12歳未満は免除)



どの宿も、湯に浸かって景色を眺める時間がいちばんのごちそう。あなたにぴったりの一軒が見つかりますように!
旅から帰ったら家のお風呂で窓を少し開けて、いつもより長めに浸かってみてください。山の空気までは持ち帰れなくても、「何もしない時間」の心地よさはきっと日常に連れて帰れるはずです。
料金や予約条件、子どもの受け入れは変わることがあります。予約の前に、公式サイトや予約ページで最新の情報をご確認ください。
\5万円台から、源泉かけ流しの客室/
















